今回は、私が10年以上愛用している『RPMハリケーン』についてのインプレをまとめてみました。
もとは『プロハリケーン』という名前でしたが、ここ数年でRPMハリケーンに変更されました。私もひさびさにロールを購入しようとした際は焦りました。笑
バボラと言えば、1875年にナチュラルガットを発明してストリングが誕生するきっかけになったブランドとして確固たる地位を築いています。RPMハリケーンはそのバボラのロングセラーにあたりますね。
私自身もかれこれ10年以上このストリングを愛用しており、インターハイなどの関東学生などに出場してきました。そんな経験をふまえて使い心地をレポートしたいと思います。
RPMハリケーンの評価:
- ポリの中でも打感が柔らかく打ち心地がいい
- 八角形構造がボールによく絡まりスピン量UP
- 柔らかさからボールの接地時間が長くコントロールしやすい
長年使っている私自身のひいきもあるかもしれませんが、こんなにバランスのとれたストリングは多くありません。これまでプリンス、ヘッド、ダンロップ、バボラと様々なラケットでこのストリングを使ってきましたが、どのラケットでも使いやすくフィットしてくれます。詳細は各ショットでレポートしていきます。
ストローク
打感が柔らかめでストロークは本当に心地がよいです。
柔らかくボールを包むことによる高いコントロール性能と、8角形構造がボールによく絡み強烈なスピンをかけることができると思います。私もよく『アウトだと思ったのにボールが最後急激に落ちるね』とよく言われますし、アングルショットは私の大得意のショットです。しっかりとスピンをかけることができるので、体勢を崩されてもボールが抜けていくことはほぼなく、低いボールを処理する際も自信をもってストロークすることができるのがありがたいです。
また、スライスも非常に打ちやすいです。私はそこまでパワーがあるわけではないので、スライスや横回転も多用するのですが、ボールがしっかりと絡んで非常にコントロールしやすいです。一般的にコースを変えるショットは難しいですが、RPMハリケーンであれば飛びを抑えつつボールを絡めて運ぶことができるので、サイドへの展開もしやすくなります。
ボレー
個人的に、ボレーこそ柔らかいストリングがぴったりだと思っています。硬いストリングだと、ブロックボレーは打ちやすいですが、ドロップボレーや低くスライスをかけたボレーなどは柔らかいストリングの方がはるかに打ちやすいです。
RPMハリケーンはその柔らかさを活かして、ローボレーやタッチ系のボレーなどの比較的難易度が高いボレーでも打ちやすいのが特徴です。
ブロックボレーは威力を残すのに少しコツが必要な印象ですが、全体的な評価は非常に高いです。
サーブ
サーブは威力重視よりも、回転やコントロールを重視するプレーヤーにおすすめだと思います。スライスサーブやスピンサーブの回転がよくかかり、スイングのイメージ通りにボールが飛ばせるなという印象です。
試合で緊張する場面でも、しっかりとボールが引っかかってくれるので自信を持って振り抜くことができます。そのほかにも、ラケットの中心で捉えられた時の打感はクセになります。
製品情報
個人的にはゲージ130がおすすめです。スピンも十分にかかりますし、耐久性もありますのでスピンをグリグリかける方でも切れにくいです。参考までに、私はプレーが計20時間ほどになるタイミングで切れるイメージです。
RPMハリケーン | |
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メーカー | Babolat |
素材 | モノフィラメント |
カラー | イエロー |
ゲージ | 120,125,130 |
最安値はこちらから
まずは一度試してみたい方は1本分を。
これからも継続して使いたい方はロールで購入するのがお得です。
まとめ:RPMハリケーンのインプレ・評価
- ポリの中でも打感が柔らかく打ち心地がいい
- 八角形構造がボールによく絡まりスピン量UP
- 柔らかさからボールの接地時間が長くコントロールしやすい
いかがでしたでしょうか。
バボラのロングセラーで私も愛用ハリケーンについてご紹介しました。多くのプレーヤーに長く愛されるには理由があります。ストリングを悩んでいる方や、新たなストリングを求めている方はぜひRPMハリケーンを試してみてください。
それではまた。
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